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捨てずに利用したいみかんの皮、陳皮の効果で体ぽかぽか
2017年04月19日
捨てずに利用したいみかんの皮、陳皮の効果で体ぽかぽか

みかんの皮を干して乾かしたものを陳皮(ちんぴ)と言います。陳皮が漢方薬として用いられるように、みかんの皮にはたくさんの栄養素が含まれています。みかんを食べたらぜひ皮を捨てず利用したい、家でも簡単にできる陳皮とその効能についてご紹介しましょう。

干して年月を経れば経るほどよい陳皮

捨ててしまうことの多いみかんの皮ですが、皮にはみかんの実には存在しない栄養が含まれています。昔からみかんの皮は干して陳皮として利用することが多いのですが、干すのにはメリットがあるんです。干すことでみかんの皮の効能が高まるのと、干してから細かく切ったり粉状にして、保存しやすくするためです。中国では、年代物のワインの様に、干して長く年月を経た陳皮ほど、珍重されるそうです。

中国では陳皮にマンダリンオレンジの皮を利用し、1年以上干したものを生薬として使います。日本では温州みかんの皮を使うことが多く、日本薬局方により陳皮は、温州みかんまたはマンダリンオレンジの成熟した果皮であると定義されています。

陳皮の体を温める効果

みかんの実にはなくて皮にある栄養、例えばビタミンPと呼ばれるヘスペリジンは、みかんの皮やスジにだけに含まれる成分です。正確にはヘスペリジンはビタミンではないのですが、ビタミンと似た働きをすることからビタミン様物質とされています。またヘスペリジンはポリフェノールの一種でもあります。ヘスペリジンには、体の末端にある毛細血管を強くする働きがあり、血液の流れを良くして手足の冷えを防ぐ効果があります。また紫外線によってコラーゲンが分解されるのを防ぎ、体内でコラーゲンの合成を促す働きもあるので、美肌効果も期待できます。

それから陳皮にはリモネンと呼ばれる香り成分も含まれます。みかんやオレンジのもつ、あの独特なシトラス系の香り成分です。リモネンには精神をリラックスさせる効果があり、アロマオイルとしてもよく利用されています。免疫力を高める作用もあり、またヘスペリジン同様に、血流を良くして体温を維持する効果もあります。みかんをお風呂に入れるとからだが温まるのは、リモネンがお湯に溶け出しその効果が得られるからなんです。

家でも簡単、陳皮はみかんの皮を干すだけ

陳皮はお店で手に入らなくても、家で簡単に作ることができます。なるべく無農薬の温州みかんを利用するのがよいでしょう。みかんの皮を用意し、ザルにのせて干し、完全に乾いたら出来上がりです。小さめに切って、または粉状に砕いて保存することが可能です。湿気を吸いやすいので、ガラスの密閉容器等に入れると良いでしょう。小さめの皮を使って陳皮茶にしたり、お菓子の材料に、また砕いた粉はソースや料理に加えて風味を出すこともできます。

ところでみかんの皮に含まれるリモネンには、油を落とす効果もあります。料理後の鍋やフライパン、食べ終わったお皿の油汚れを、みかんの皮で拭きとってみてください。油汚れがさっと落ちます。あれこれと使えるみかんの皮、ぜひ捨てないで利用してみてくださいね。



writer:Akina

亜紀 中村

Akina

音楽(クラシック)を専門としながら、書き物好きが高じて執筆もしています。興味の範囲は広く、自分磨きと称し美容や健康に関する情報収集はもちろんのこと、歴史好き、語学好き、そして手書きが好きなことから趣味は文房具収集…と多岐にわたります。

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