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杜仲茶とはどのような成分?

杜仲茶とはどんな成分?

杜仲茶は植物の杜仲の葉を煎じたお茶です。杜仲はトチュウ科トチュウ目に属する樹木で、のこぎり歯状のだ円形で厚みのある葉を持ち、白く緑がかった色の花をつけます。樹皮や葉にはグッタペルカと呼ばれる白色の液が含まれています。害虫や細菌を寄せつけない強い生命力があり、20~30年経つと巨木に成長します。杜仲は中国四川省原産で、樹皮は古くから不老長寿のありがたい漢方薬として使われてきました。「人参」「鹿茸(鹿類の子どもの角)」とともに「三大きい名薬」と呼ばれます。

日本には奈良時代以降に遣隋使が伝えたといわれており、李時珍が著した「本草綱目」には杜仲の新芽を食べる習慣について記録があります。日本では1970年代、1990年代、2000年代と3回の杜仲茶ブームが起こりました。現在でも健康に関心の高い人やダイエットをしている人が多く飲用していますが、杜仲をお茶として利用するのは日本人の発案によるものです。

杜仲茶とはどんな成分?

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サプリ編集部

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