酵素と野菜・果物などの
食品との関係は?

野菜や果物に多く含まれる食物酵素

食物酵素は、生の野菜や果物などに豊富に含まれています。果物の中でもとくに酵素が多いのは、パパイヤ、アボカド、キウイ、マンゴー、バナナなど。野菜ではレタス、キャベツ、ニンジン、セロリ、大根、タマネギ、にんにく、トマト、きゅうり、ねぎ、青じそなどに多く酵素が含まれています。いずれもサラダや漬物など、生で食べるのに適した野菜であることが利点です。加熱すると酵素が死滅してしまうので、酵素を摂取することが目的の場合は必ず生で摂りましょう。

これらの野菜や果物は酵素が多く含まれているだけでなく、ビタミンやミネラルも豊富に含まれます。じつは酵素がうまく機能するためには、ビタミンとミネラルが必要なのです。すべての酵素は“補酵素”と呼ばれる物質(多くはビタミン系)がないと、体内で正常に機能しないといわれています。酵素がその役割を果たし身体の機能を正常に保つためには、補酵素であるビタミン類が不可欠なのです。

一方ミネラル類は酵素の一部を形成して、生体反応(代謝)をスムーズに行なう核となり、ビタミンとミネラルは共同して生体の機能を維持する働きをしています。ミネラルが不足するとビタミンは体内に吸収されず、そのまま体外に排出されてしまいます。「酵素+ビタミン+ミネラル」が充足量摂取できてはじめて“機能するカラダ”が手に入ることになります。この3つの要素が不足した“穴だらけの容器”に、いくらほかの機能性成分を摂取したところで、穴からその成分が垂れ流されるばかり。摂取したサプリメントの効果を得るためには、まずベースサプリを補完して、“機能するカラダ”の下ごしらえが必要なのです。

野菜や果物は生ジュースとして飲むか、おろし器でおろして食べると酵素の活性度が高まるといわれています。また酵素は新鮮な食品ほど多く含まれていますので、新鮮な野菜や果実を鮮度が落ちないうちに摂取することをおススメします。

味噌や納豆などの発酵食品は酵素の宝庫

先ほども触れましたが、納豆や漬物、味噌、醤油などの発酵食品にも食物酵素は多く含まれています。昔ながらの日本食が身体によいといわれる理由のひとつには、こうした発酵食品が日常的に食卓に登場していたことが挙げられます。しかし最近ではこうした日本古来の食品を摂る機会が激減していることを問題視する向きもあります。お隣の韓国でも、自家製キムチを食べる若者が減り健康や美容の面でマイナス効果が心配されているといニュースもあったほどです。

生の食品から活性酵素を効率よく摂取することが難しい場合は、生のまま乾燥させて発酵させ活性を維持した酵素を利用した酵素サプリメントや酵素ドリンク、酵素飲料などを上手に活用すると良いでしょう。

profile

渋谷DSクリニック 林博之院長

2005年にダイエット・部分痩せ専門クリニックとして渋谷DSクリニックを開院。 ダイエット専門医師としてダイエットにおけるあらゆる独自のノウハウを培ってきたパイオニア的存在。 ヒトが持つ本来の美しさを活かし、正しいダイエット方法を全ての人に伝える。的確なアドバイスが評判。

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