酵素を使った
断食(ファスティング)とは?

酵素でファスティング=無理のない断食?

ファスティングとは厳密にいえば水以外の飲食を一時的にいっさい断つ「断食」のことですが、数年前から健康効果やダイエット効果、美容効果を目的とした「プチ断食」や「断食道場」が流行するようになり、今では昔の修行僧のようなイメージは低くなってきたように思います。ただし、自己流で行なう極端なファスティングはおすすめできません。必要な栄養がまったく摂取できないため体調を崩す原因になったり、せっかく体重が落ちてもすぐにリバウンドしたり、肌荒れするなどさまざまなトラブルが起こりやすくなるからです。

その点、最近注目されている酵素サプリメントや酵素飲料・酵素ドリンクを用いたファスティングには多くのメリットがあります。まず酵素を摂取することで代謝が促進されるのを始め、サプリメントに含まれるビタミンやミネラルも効率よく摂ることができます。ファスティングで食事制限をしていても必要な栄養は摂取できるので、健康面でも美容面でも安心です。また、ドリンクタイプの酵素サプリメントの場合はとくに、飲むことで空腹感を抑えることができるという利点もあります。

酵素ファスティングには3食すべて酵素のサプリメントに置き換える方法と、1食か2食だけをサプリメントに置き換える方法があります。最初は無理をせず1食だけ置き換えるだけでも十分効果は期待できます。ただしその場合は他の2食も低カロリーの食事を心がけ、反動で食べ過ぎないよう気をつけることが大切です。

リバウンドしない酵素ファスティングダイエットの秘訣

ファスティング、すなわち断食のいちばんのポイントは食べないことによる減量ダイエットではありません。脂肪の多い食事や高エネルギーの食事で疲弊しきった胃腸を休め、本来の内蔵機能と代謝機能を取り戻すことにあります。

いちばんハードなファスティングは短期集中で水以外の食事を一切摂らずに胃腸を重労働から“開放”し、消化吸収を行なわずにすむことにより体内に溜まった老廃物や毒素などを対外に排出できるメリットが最大化する究極のデトックスが可能になります。エネルギーとなるブドウ糖がなくなると、カラダは自らの貯蔵タンクである脂肪細胞からエネルギーを取り出し、消費するようになります。これがすなわち「脂肪燃焼効果」につながるわけです。

ただし断食でいちばん危険なのは、ファスティング終了後の食事計画。せっかく空っぽになったカラダに高エネルギーのファストフードなどを流し込むようでは、リバウンドで前よりもさらに太ってしまうこともあるのです。こうしたリスクもあるファスティングダイエットのなかでも、酵素ドリンクなどを利用した酵素ファスティングダイエットは、比較的リバウンドが少ないともいわれています。カラダの基礎となる酵素、ビタミン、ミネラルを摂りながら1食もしくは2食を置き換えるダイエットなので、リバウンドの危険性も低くなるといわれています。

酵素ドリンクや酵素サプリを上手に取り入れて行なう酵素ファスティングの期間は長くても3日間くらいを目安にしてください。3食すべてを置き換えるのはハードルが高いので、最初は1食を置き換えるのがおススメ。ファスティング終了後はすぐに普通の食事に戻すのではなく、おかゆなど消化のよい回復食をとり、身体をゆっくり回復させていくようにしましょう。

profile

渋谷DSクリニック 林博之院長

2005年にダイエット・部分痩せ専門クリニックとして渋谷DSクリニックを開院。 ダイエット専門医師としてダイエットにおけるあらゆる独自のノウハウを培ってきたパイオニア的存在。 ヒトが持つ本来の美しさを活かし、正しいダイエット方法を全ての人に伝える。的確なアドバイスが評判。

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