アルギニン摂取で
考えられる副作用とは?

ライフスタイルに合わせて摂取しましょう

現段階では、アルギニンの過剰摂取による副作用は少ないとされています。
しかし、アルギニンはアミノ酸の一種で、たんぱく質を多く含む食品に多く含まれます。アルギニンを多く摂りたいからといってたんぱく質を過剰に摂取してしまうと、カロリーオーバーになるだけでなく、胃腸や腎臓など、体に負担がかかりますので、ご自身のライフスタイルに合った量を摂取することを心がけてください。実際に、幼少期にアルギニンを過剰に摂取したことで、巨人症や関節肥大を招いたケースもわずかですが報告されています。また、以下にアルギニン摂取に適している人と避けた方が良い人をタイプ別に記しましたのでご参考までに。

  • 1
    1. アルギニン摂取に適している人
    2. 成長期の子供
    3. 外傷のある人
    4. 筋肉の弱い人
    5. 精子の数が少ない男性
    6. 運動量が多く、筋肉をつけたいアスリート
  • 2
    1. アルギニン摂取を控えた方が良い人
    2. 疱疹(ヘルペス)が出来ている人(ウィルス増殖時にアルギニンを必要とする為)
    3. 統合失調症の人

アミノ酸は、単体で働くよりもいくつかの種類が集まってチームワークでより効果的に働く栄養素です。また、成長ホルモンは、アルギニンの他に、オルニチン、トリプトファン、グリシン、チロシンなどのアミノ酸にも合成作用があり、これらを一緒に摂った方がより効果的だとされています。

サプリメントで起こりうる
アルギニンの過剰摂取による副作用

通常の食生活をしていれば、アルギニンの過剰摂取は心配ありません。しかし、サプリメントでは過剰摂取による副作用があるとされています。毎日5g以上のアルギニンを単体摂取すると、副作用として、下痢の症状が出ることがあります。また、肝機能や腎機能が低下している人が1日に40~50gと大量のアルギニンを摂取すると、生命の危険にさらされることも報告されています。
サプリメントで摂取する場合は、パッケージの用法・用量を守って適量を摂取することを心がけましょう。また、食生活は主食・主菜・副菜を基本として、健康維持のためにもバランスのとれた食事を心がけましょう。

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メディアージュクリニック青山 椎名邦彦院長

出産や高度不妊治療、若年層の月経に関するトラブル、婦人科疾患・ガンの治療と多岐に渡り、長年女性の一生に向き合う中で、健康や外見面の美しさ、内面的な充実、そしてアンチエイジング医療など、トータルな女性医療の重要性を実感。

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