アビオス代表 オーガストハーゲスハイマー先生

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体の良い変化が自信を育てる アンチエイジングのカリスマ

栄養科学博士 株式会社アビオス代表 オーガスト ハーゲスハイマー先生

経歴

1962年、福島県生まれ。米国カルフォルニア州サンディエゴで育つ。サンディエゴ州立大学で医学を学び、1987年、日本で会社を設立。1998年にビジネスを売却してハワイに移住。栄養学とエイジング理論を学ぶ。2006年より株式会社アビオス代表取締役(CEO)。栄養科学博士、アンチエイジング博士。

インタビュー

とても50代には見えないその若々しさやエネルギッシュさの秘訣を知りたいと、テレビや雑誌にも引っ張りだこのオーガスト氏。東京とニュージーランドを行き来しながら、健康と若さの秘訣を伝授してくれている。100%ピュア&ナチュラルにこだわった食品のプロデュースを手がけている他、彼のライフスタイルやファッションにも注目が集まる。

オーガスト先生といえばその美貌に注目が集まりますが
アンチエイジングに興味を持たれたきっかけを教えてください。

若いころから人間の体が持つ神秘や仕組みに強い興味を持っていたので、アメリカの大学で医学を学んでいました。そんな大学2年生のある時、父が19歳だった頃の写真を見せてくれたのです。それは私の運命を変える衝撃の一枚でした。自分の知る当時58歳の父とは全く違う、非常に美しい青年だったのです。冗談ではなく頭が真っ白になりました。青年時代の父の美しさに感動すると共に、加齢とともに美しさが失われてしまったことにショックを受けたのです。そして自分も何もしなければ確実に老いていくことを確信しました。同じ人間がなぜこれほどまでに変化するのか、そのことを知りたいと強く思いました。それがきっかけで老化を遅らせる方法を研究するようになったのです。

アンチエイジングを研究する上で、西洋医学的なアプローチより
栄養学を選んだのはなぜでしょう?

当時の医学部は病気になったらどう対処するかを学ぶ所で、私が一番知りたい予防についての情報が多くはありませんでした。そのため医学の道はあきらめ、仕事をしながら趣味として栄養学やフィットネスについて勉強し続けたのです。しかし栄養学を学び、良いと言われる栄養素を徹底的に補給するだけでも、納得できるような結果が得られなかったという経験もあります。

その時は月に8万円もかけて毎日43錠のサプリメントを摂っていたにもかかわらずです。サプリメントはもちろん役立ちますが、どちらかというと薬に似ています。サプリメントには2つの方向性があります。特定成分を純粋に単離させた「アイソレート」と食品を丸ごと加工した青汁のような「ホールフードサプリメント」です。しかしアイソレートの歴史は短いのです。

アイソレートタイプのサプリメントには限界があるのでしょうか。

人間の食の歴史を調べても必要な栄養素はすべて食事から補っていて、アイソレートではありません。一つの食材の中には実に豊富な栄養素が含まれていますが、それは栄養素がチームワークで働く性質を持っているからです。栄養素は時に個人プレイもしますが、それでは働ける範囲や出せる力が限られます。違う栄養素とチームワークで動くことで効果的に力を発揮するのです。栄養素は体内で全く違う分子に変化することがありますが、これもアイソレートでは起こりません。こういったことを知るにつれ、食べ物、そして食べ物の質、組み合わせなどについても徐々に理想的なものに近づいてきたのです。

具体的にはどのような食べ方、食事法に行き着いたのですか?

まずは毎食ごとに緑の濃い生の葉野菜を食べるということです。私たちは食べ物に気をつけていても、空気などを含めどうしても汚れたものを摂取しています。汚れている体からは良い細胞は作られません。

父が別人のようになった理由は、同じような細胞を作ることができなかったということに尽きます。細胞というのは24時間作られ続けています。しかし新しく良い細胞を作るには良い素材が必要です。そういった意味で緑の濃い野菜には体内の毒素を排出するという証明がいくつもあります。いろいろな健康法や食事療法がありますが、体内がキレイでないとベストな効果は出ません。まずはクレンジングのためにも毎食緑の濃い葉野菜を食べてほしいのです。

アンチエイジングをしてキレイになることは健康を維持することと似ていますよね。

私が10年前に日本に戻って来た時は、アメリカに豊富にある食や健康の情報についての真実を一つでも多く伝えたいという思いがあり、美容から入ることにためらいがありました。しかしそんな私の情報に目を向けてくれたのはキレイになりたいという女性たちでした。でも行き着く所は同じで彼女達はよりキレイになるだけでなく、強く健康になり、何より自信を持つようになり、自らも発信するようになりました。いつまでもキレイでいたいという想いは恥ずかしいことでも何でもありませんし、その想いが内側からの健康を育むことにつながります。気をつけてほしいことは情報に振り回されないこと。情報を鵜呑みにせず反対意見にも耳を傾け、自分で判断すること。そして賢い消費者になって企業を変えることです。アメリカも消費者のニーズが強いのでオーガニック市場や農家が元気になってきています。日本もそうなるのが理想です。

基本情報


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    麻布十番
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