予防につながる運動法

話題のロコモってなぁ~に?

ロコモ予防におすすめの運動

ロコモは毎日の継続的な運動で予防することができます。
自分に合った運動を見つけ、将来健康的なシニアライフを送りましょう。

ポイントは“無理なく継続できる”運動

骨や筋肉は、今以上の筋肉や骨が必要ですという指示が身体自身から出ることによって、より丈夫になっていきます。つまり、運動である程度の負荷をかければ運動器はもっと強くなろうと作用し、逆に全く使わなければ衰えていく一方なのです。こうした理由から、ロコモを予防、改善するためには、自分にあった適切な運動を生活の中に継続的に取り入れることが必要不可欠だといえます。

最近では、様々なロコモ対策の体操やトレーニングが推奨されていますので、いくつか紹介したいと思います。まずは、ロコモ対策につながる各種運動プログラムです。運動プログラムは、一緒に取り組む仲間がいたり、音楽が使われていて楽しめたりと、継続しやすいことがメリットです。自治体が開催しているものや、スポーツクラブが運営しているものなどがあります。自分の今の身体の状況(身体の痛み、歩行能力)を踏まえた上で、適切かつ無理のない運動プログラムに参加してみましょう。

≪運動プログラム≫
・自宅でも可能な軽い筋力強化運動(ダンベルやバンド使用)、散歩などの有酸素運動、水中運動
・ラジオ体操
・太極拳・ヨガ
・ボール運動
・各種ダンス(フラダンス、社交ダンス、エアロビクスなど)

ロコモ予防におすすめの運動

ロコモ予防につながる運動も色々ありますが、運動は種目に応じての基礎体力が必要とされます。筋力、持久力、バランス力、柔軟性などです。これらが弱まって既にロコモ状態にある場合は、まず基礎体力をつけるためのトレーニングから取り組むとよいでしょう。

運動は、ロコモの予防を図りたい人や、ロコモがある程度改善したので、更に運動器機能の向上を目指したい人におすすめです。ロコモ予防だけでなく、メタボリックシンドロームの予防にもなりますので、ウォーキングやジョギングなど手軽にjはじめられて、自分が楽しく継続できる運動を探してみてください。

水泳、サイクリング、フィットネスジムに通うのもおすすめです。
卓球やテニスなども、学生時代に経験しているような方であれば、地域のサークル活動を利用して比較的はじめやすいと思います。

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