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夏こそトマトのチカラ
健康美を作ろう

夏こそトマトのチカラで健康美を作ろう

いままさに旬を迎えるトマトですが、今や美容と健康には欠かせない定番食材となっています。
ひと口に「トマト」と言っても生のトマトや加工品、色味の違いなど種類は様々。
また、昔から「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるほど健康食材として知られているトマト。
今回はそんなトマトの魅力と栄養素についてご紹介します。

トマトに含まれる栄養素は?

トマトは90%以上が水分からなり、100gあたりおよそ20kcal、脂質はほとんど含まれていないというとてもヘルシーな食材です。ビタミンCは中玉のトマト1つで成人に必要な量のおよそ1/3の量を摂ることができます。

さらに、お肌の潤いや粘膜の潤いを保って免疫力UPにも役立つビタミンAも豊富に含まれています。
また、体内の水分調整をして、むくみ予防にも欠かせないカリウムも含まれています。

抗酸化パワーで内側からサビない身体作りを!

トマトの代名詞とも言われるほど有名な「リコピン」。
リコピンはトマトのみならず、スイカやピンクグレープフルーツに含まれる赤色の色素成分です。
リコピンには強力な抗酸化作用があることが分かっています。

私たちは日々の生活でストレスを感じたり、紫外線を浴びたりすることによって体の中で活性酸素が発生し、その量が増えることで元気な細胞までもが傷つけられています。その結果、お肌の老化や免疫力の低下などにつながります。リコピンをはじめとした抗酸化作用のあるものを常に摂ることで、体のサビを予防して内側から輝く体作りに役立ちます。

トマトの栄養をたっぷり取るためには?

トマトのリコピンは赤味が強ければ強いほど多いということになります。
つまり、未熟なトマトよりも完熟のもの、完熟した赤身の強いものを選びましょう。

トマトの缶詰やジュースもリコピンがたっぷり含まれていますが、加工品を使用するときは塩分の摂りすぎにならないように注意が必要です。
リコピンは熱にも強い性質があるため、煮込み料理やスープ、炒め物などにもオススメです。

サラダからデザートまで様々な活用ができるトマト。
これから夏に向けて旬を迎えるトマトを様々な調理法で楽しみながら取り入れ、内側から綺麗な体作りを目指しましょう!

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る