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さつまいものアレンジは
無限!美容に良い食べ方を伝授

さつまいものアレンジは無限!美容に良い食べ方を伝授

食欲の秋!美味しい食べ物はたくさんありますが、女性が特に気になるのが「さつまいも」ではないでしょうか。 最近は炭水化物ダイエット(糖質制限)をしている方も多く、炭水化物を多く含む芋類を敬遠している方も少なくありません。
しかし、もしそれが原因で「さつまいも」を避けているならもったいないこと!
さつまいもはとてもヘルシーで、食べ方次第ではダイエット食としても適切です。
今回はそんな旬のさつま芋をよりおいしく食べていただけるよう、「組み合わせ」にフォーカスした食べ方をご紹介します。

さつまいもの基本情報をおさらい!

今までも何度かテーマとして取り上げられてきたさつまいもですが、再度基本情報をおさらいしておきましょう。
さつまいもは100gあたり132kcal、これはごはんお茶碗半分程度のエネルギー量です。
さつま芋1本がおよそ200gですので、1本食べてやっとごはん1杯分に相当します。
30%が炭水化物ですが、実は脂質はわずか0.2%ととてもヘルシーな食材です。
さらにむくみ予防に欠かせないカリウムや身体の芯となる骨や歯を作るカルシウム、ビタミンCや食物繊維も含まれます。
また、さつまいもを切った際に出てくる白い液体は「ヤラピン」と呼ばれるもので、腸内環境を整える役割のある成分です。
さつまいもを1本食べるとお腹がいっぱいになると思いますが、さつまいもは基本的にヘルシー食材なのです。

さつまいもとたんぱく質の組み合わせがオススメ!

糖質が主成分であるさつまいもに、たんぱく質をプラスするとスタミナUPの強い味方になります。
「たんぱく質」とひとことに言っても、さまざまな食材がありますので、具体例やオススメの食べ方をご紹介しましょう。

その1:さつまいも×豚肉で代謝の良い身体作りを!
豚肉はアミノ酸バランスの良い食材であることはもちろんですが、ビタミンB1が多く含まれます。
ビタミンB1は糖質の代謝をスムーズにする働きがあるため、糖質を含むさつまいもを代謝させるためにも相性抜群の食材です。
一番簡単なのは「さつまいもと豚肉のお味噌汁」。
他にもシンプルに「さつまいもとお出汁の和風煮」「さつまいもと豚肉、小松菜のオイスター炒め」などはボリュームもあり、オススメの夕食になります。

その2:さつまいも×牛肉でダイエット効果が!
豚肉と違って牛肉などの赤身の肉には鉄や亜鉛などのミネラルが多く含まれます。
特にダイエットを頑張ろうとして無理な食事制限をするとビタミンやミネラルが不足しやすいので、注意が必要なため、赤身肉を上手に活用してダイエットする方法もよく知られるようになりました。
さつま芋には食物繊維やヤラピンなど腸の働きをサポートするものも含まれているので、一緒に食べることでデトックスしながらたんぱく質やミネラルの補給ができ、ダイエットの強い味方となります。
「さつまいもと牛肉の塩麹炒め」なら味付けも不要で、麹の発酵パワーとトリプルで腸内環境に働きかけます。

その3:さつまいも×大豆で美肌メニューの完成!
さつま芋に含まれるビタミンCはでんぷんに守られているため、熱にも比較的強いと言われています。
ビタミンCは抗酸化作用があることはもちろん、コラーゲンの生成にも関与しています。
さらに大豆に含まれる大豆イソフラボンには女性ホルモンと同じような働きがありますので、あわせて摂ることで艶のあるふっくら美肌作りに役立ちます。
大豆の水煮、1㎝角に切ったさつまいも、こんにゃく、にんじん、椎茸などと一緒に「さつまいもの五目煮」にするのがオススメです。

その4:さつまいも×卵で免疫力UP!
さつまいもは食物繊維やビタミンCなども含むので、それだけでも十分に栄養価の高い食材と言えます。
黄色種のさつまいもにはカロチンが含まれ、体内でビタミンAに変化しますが、卵に含まれるビタミンAを組み合わせることで相乗効果が期待できます。
この時期乾燥で粘膜が弱ると風邪や感染症にかかりやすくなりますが、ビタミンAはそれを防いでくれるので積極的に補いたいですよね。
ゆで卵と、蒸したさつまいもをマヨネーズと塩コショウであえてポテトサラダ風に仕上げると、さつまいも独自の甘さが引き立つ「さつまいもサラダ」に仕上がります。
普段のポテトサラダのバリエーションとしてぜひ試していただきたい一品です。
ちなみにこのさつまいもサラダを作る時に、つなぎをマヨネーズにせず、牛乳やクリームチーズ、ヨーグルトなどにするとスイーツ風に仕上がりますよ。
乳製品にはカルシウムが含まれますから嬉しいですね!

さつまいもはシンプルに「焼き芋」「ふかし芋」が好き、という人も多いと思いますが、それだけだと飽きてしまうのでは。
さつまいもの魅力を存分に楽しむためにも、いろいろな食材との組み合わせで相乗効果を楽しんでみてください。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る