「スープジャー」でお手軽ランチ

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「スープジャー」で
お手軽ランチ

「スープジャー」でお手軽ランチ

まだまだ寒い日が続いていますが、寒さで肩にキュッと力が入っていませんか?

体を内側から温めてほぐすことで血行も良くなり、全身ポカポカになりますよ。
今回は今の季節に大活躍の「スープジャー」の活用法をご紹介します。

スープジャーってなに?

スープジャーとはその名の通り、スープなどの温かいものを長時間温かく保ったまま保存できるコンテナのことです。最近は大きさや色のバリエーションも豊富で、自分の好みに合ったものが選べるようになっています。「外出の際に冷たいお弁当だけではちょっと……」「家で作った温かい汁物を外でランチの時にも飲みたい!」という時にも大活躍のアイテムです。もちろん、冷たいものの保冷にも使えます。

温かいもので体の中から健康になれる理由

私たちの体の中では、食べたものの栄養が血液の流れに乗って体の隅々まで運ばれていきます。しかし、寒さや何らかの原因で血流が滞ってしまうと、酸素や栄養が十分に体にいきわたらず、手足が冷えたり、顔色がさえなかったり……といったことが起こります。まずは温かいものを摂り入れることで、内側から全身の血流UPすることが大切です。

温かいものを食べることにはもう一つ大きな意味があります。私たちの胃や腸ではたくさんの酵素によって消化が行われています。しかし酵素はいつでもどこでも100%の力で働けるわけではありません。酵素が働きやすい温度というのがあり、それは体温と同じかそれより少し高い温度(36~40℃)といわれています。つまり、胃腸が冷えている状態は消化がうまくいかない原因の一つとなるのです。

食事の初めや食事と一緒に温かいものを摂り入れることで、体内が温まり、酵素が活動しやすい環境を作ることができます。

まずは簡単おかゆに挑戦!

体が冷えがち、外食が多くて胃腸が疲れ気味……、という方は胃腸に優しく消化も良いおかゆがオススメです。
作り方は簡単

1:スープジャーにお米大さじ2(無洗米)と沸騰したお湯を入れ、5分ほど放置して温める。
2:1のお湯を捨て、沸騰したお湯(orだし汁)200㏄、かつお節と塩をそれぞれひとつまみ、すりおろした生姜をお好みで加え蓋をする。
3:3時間以上経ったら柔らかいおかゆが完成!

これらなら、朝パッと作って、お弁当にヘルシーランチ!が可能になりますよね。ただしスープジャーで作ったものは5時間以内に食べるようにしましょう。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る