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蕎麦を取り入れて美味しくダイエットが成功しちゃう!

あっという間に季節は夏から秋へ。「実りの秋」「食欲の秋」といわれるように美味しい食材がたくさん出てくる季節ですね。過ごしやすい気候に食欲も刺激され、ついつい食べ過ぎてしまいがち。そんな食欲の秋にこそ「お蕎麦」を上手に取り入れることで、食欲やカロリーを調整することができるのです。

太る理由はたった一つ!カロリーオーバーしかない!

食事を調整したり、運動をしたり、いろいろなダイエット法にチャレンジしているのになかなか理想の体型になれない、という人がほとんどです。でも太るメカニズムはとってもシンプル。「摂取エネルギーが消費カロリーを上まっている」というのがたった1つの太る理由です。もちろん代謝量が低い、体が冷えている、骨格が歪んでいる、といったことも体がスリムにならない理由として考えられていますが、やはり体重が増える原因としては摂取カロリーオーバーしかないのです。運動量が少ない、消費カロリーが少ないのに、それ以上に食べていたら過剰分は体に蓄積されるしかありません。

炭水化物抜き、糖質制限、夜ご飯抜きだって太ることもある

話題の炭水化物抜きダイエットや、糖質制限ダイエット、夜ご飯や朝ごはんを抜くプチ断食でさえ、太る原因になることがあります。栄養素の中でもエネルギーになるのは炭水化物、脂質、たんぱく質の3つのみですが、どれか一つを減らしても残りが過剰であればやはりエネルギー過多になるからです。またこれら3大栄養素がエネルギーとして代謝されるにはビタミン・ミネラルが必須です。しかしビタミン・ミネラルが一緒に摂取されていなければ、3大栄養素は代謝されず体に残ってしまいます。太る理由がたった1つ、つまり摂取カロリーがオーバーしていることだと考えると、多くの人が「やっぱり食事制限か」と考えてしまいます。これも実は落とし穴。食事を制限するのは非常に難しいことなのです。特に3大栄養素を控えて、ビタミン・ミネラルばかり摂るなんてエネルギー不足に陥ることは絶対避けてほしいですし、3大栄養素のうち1つを極端に制限することもバランスが崩れることによって代謝の低下を招きます。

蕎麦を活用してダイエットに成功する理由

要はバランス良く全体の摂取カロリーを少しずつ低下させられるのが理想的。そのために腹八分目にして間食しない、というのが最もおすすめのダイエット法です。そして食品選びのコツとして、「腹持ちの良いもの」「ゆっくり糖に変わるもの」を選ぶというのもダイエットをスムーズに成功させるコツといえます。腹持ちがよくてゆっくり糖に変わる食品をまとめて「低GI食品」といいます。GI値とはGlycemic Indexの力で、その食品を食べてから体内でそのくらいのスピードで糖に変わるか、というものを表す指標です。GI値が高いと血糖値が上がるのが早く、低いと血糖値の上昇が緩やかであることを示します。食パンは95、うどんは85なのに対して、蕎麦は54ととてもGI値が低い食品です。食パンやうどんを食べた時に比べ、血糖値の上がり方が穏やかであるため、体の負担も少なくダイエットにもオススメの食品ということになるのです。主食や炭水化物を抜くのではなく、低いGI食品である蕎麦や全粒粉パンを選ぶ、ということを意識するだけでも効果的なダイエットになります。また低GI食品はその構造が複雑で多種多様な栄養素が含まれていたり、消化に時間がかかるため、いろいろなビタミン・ミネラルが摂取できたり、腹持ちがよかったりとメリットがたくさんあるのです。

特にダイエットに蕎麦をオススメしたい理由として、抗酸化成分「ルチン」の機能性があります。ルチンはポリフェノールの一種で、毛細血管を強くするため血管系の病気の予防に役立つといわれています。毛細血管が強化されれば、血色が良くなったり、お肌の調子が上がったりと美容にも役立ちます。また蕎麦には食物繊維が100g中2.0gも含まれます。食物繊維は不足しがちな栄養素ですから、蕎麦から摂れるのはありがたいですね。

蕎麦と一緒に食べたいオススメのトッピングは?

美味しくて栄養価も高い蕎麦をダイエット目的で食べるのであれば、トッピングにもこだわりましょう。天かすや天ぷらなど油を多く含むものは控えたほうがベター。オススメの食材は食物繊維を多く含む山菜やとろろです。また、薬味であるねぎにはビタミンA、C、Eが多く含まれます。蕎麦自体にはビタミンCが含まれないため、このように野菜を追加することでビタミンもしっかり摂ることが出来ます。また、卵も栄養豊富で、体の土台作りに欠かせないたんぱく質や、うるおいを保って免疫力を高めるのに役立つビタミンAが含まれます。

そして一番こだわりたいことは「温かい蕎麦」を選ぶことと、蕎麦湯をいただけるときは飲むことです。蕎麦湯にはそばに含まれる栄養素が溶け出ています。もちろんルチンも含まれるので、ダイエットに適したボディ作りに役立ちますよ。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る