夏野菜で夏バテ防止に必見「オクラ」

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夏野菜で夏バテ防止
「オクラ」

この時期にスーパーに行くと、真っ赤なトマト、みずみずしいキュウリ、大量に並んだスイカやとうもろこしなどが店頭に並べられていますよね。
それを見ると、「あぁ、夏だなぁ」と実感します。
みなさんも夏を感じる野菜が色々あるとおもいますが、私がとくに夏を感じるのは「オクラ」です。
昔、畑でオクラを収穫したことがあるのですが、その時に見た、オクラが力強くにょきにょきと空に向かって生えている姿を見て、妙に夏を感じたんですよね。
お店で買うオクラとは違って、硬くて緑色が鮮やかで、表面の手触りもうぶ毛のようなものでゴワゴワしていました。
というわけで、今回は大好きなオクラについてまとめてみました。

オクラが黒ずんでしまうのはなぜ?

オクラを買ってきて冷蔵庫に入れておいたら、あっという間にオクラが黒く変色してしまった、なんて経験はありませんか?
オクラは暑い時期の野菜なので低温に弱く、冷蔵庫で直接冷気に当たっていると黒く変色して傷んでしまうので、まず購入する際に、黒くなっていないかチェックしましょう。
そして、購入後はなるべく早く調理して食べるか、新聞紙やラップにくるんで冷蔵庫の野菜室に入れておくのがポイントです。

おすすめの食べ方は?

オクラは「βカロチン」「ビタミンB群」「ビタミンC」「カルシウム」「カリウム」「鉄」「ペクチン(食物繊維)」など、様々な栄養素がバランスよく含まれています。
これらの栄養素をたっぷり摂取するには、サッとゆでておひたしにしたり、丸ごと食べやすいようスープに加えるなどの調理法がおススメ。

ゆで時間は何分?

オクラは「サッとゆでる」のが基本だといわれていますが、サッととはいったい何分くらいなのでしょう。
ゆで時間が短すぎると食感が硬く、長すぎるとぐにゃっとして栄養素も壊れてしまう心配があります。
オクラに含まれているビタミンCを損失させないためのベストなゆで時間は、一般的に2分くらいが目安のようです。
2分ゆでれば歯ごたえもちょうどよく、おいしく食べられます。
夏バテ防止に栄養バランスの良いオクラを食べて、元気に夏をのりきりましょう。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

立教大学コミュニティ福祉学部卒業後、大学院では臨床心理学を学ぶ。その後、臨床心理士となり教育現場でのスクールカウンセラーとしての活動や、 EAPにおける産業カウンセリングに従事。メディカルサプリメント指導士・食育指導士の資格を取得するなど、栄養指導の知識も有し、心身両面からのメンタルサポートをモットーに活動中。