今日はひじきの日。美容食材、ひじきを食べよう。を紹介。サプリメント・健康のお得な情報。カラダにキク「サプリ」

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【レシピ付き】
9月15日はひじきの日
美容食材ひじきを食べよう

【レシピ付き】9月15日はひじきの日。美容食材、ひじきを食べよう。

栄養バランスがよく、健康管理やダイエットにも最適な和食ですが、家で作るとなるとなかなかハードルが上がってしまったり、食材の使い方がいまいちわからなかったりという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな和食の中でも美容食材といえる「ひじき」の栄養価と簡単なレシピをご紹介いたします。
あと1品!という時に作り立てをいただくのはもちろん、冷蔵庫で冷やして冷菜や常備菜としてもお召し上がりいただけて、お弁当にもおススメの大活躍食材です。

内側から輝くための基本ルールは
「食べる」こと

キレイになりたい!痩せたい!と思う気持ちがあるのに、忙しい毎日に流されファーストフードや高カロリーな食事で適当に食事を済ませていませんか?
私たちの体は食べたものからしかできていません。
あなたの体型はあなたの食べてきた食事の履歴書のようなもの。
やっぱり重要になってくるのは「何を食べるか」なのです。

キレイを作る食事の代表といえば「和食」。
エネルギー源となる炭水化物、たんぱく質、少量の脂質に加え、これらを代謝したり体の機能を整えたりするビタミン・ミネラル・食物繊維がプラスされていて、食事の理想型が和食といえます。

エネルギー源ばかりでも、代謝に必要な微量栄養素ばかりでもNG。
大切なのはいろいろな栄養素をバランス良く摂るということです。

ひじきは手頃なインナービューティ食材!

それでもなかなか栄養バランスを取るのが難しい!やっぱりサプリメントに頼ってしまう!
という方におススメしたい食材が「ひじき」です。
ひじきは昔から「長寿の食材」として日本人に親しまれてきました。
最近ひじきを食べていますか?食べていない方は、早速今日から食べてみてください。

ひじきは乾燥5gでも10kcalに満たないほど低カロリーなのでダイエットの強い味方。
さらに現代人に不足しがちな栄養素、カルシウムと鉄をはじめとしたミネラルを多く含みます。

カルシウムは成長期の子供から大人まで必要不可欠な栄養素です。
特に妊娠・出産・授乳経験のある女性はホルモンバランスの変化が多く、男性に比べてカルシウムの消費が激しいため、毎日欠かさずに摂ることで骨粗鬆症の予防にも役立ちます。
鉄は不足すると貧血の原因になりますが、しっかり摂ることで顔色も健康的に明るくなりますのでこちらも美容と健康の両面で必要な栄養素です。

また、お肌の潤いや免疫力UPに役立つβカロテン、代謝に必要なビタミンB1、B2も含んでいます。
さらに食物繊維も豊富に含んでいるため、腸内のデトックス効果も期待できます。
内側から綺麗になるために、まずは不要なものをきちんと出すことで、後に摂りいれる良い栄養を効率よく吸収することができるようになります。

下記にご紹介するレシピもそうなのですが、ひじきはエネルギー源であるごはんとの相性も抜群であるため、バランスの良い食事作りにとても役立つのです。

簡単!時短!ひじきとキノコのぽん酢いため

材料

  • ひじき(乾燥)5g
  • しめじ1/2パック(50g)
  • いんげん2本
  • ごま油小さじ1
  • ぽん酢大さじ1

作り方

  • 1ひじきは水でもどす。しめじは石づきを取って手でほぐし、いんげんは2㎝幅の斜め切りにする。
  • 2フライパンにごま油をひき中火にかけ、しめじ、ひじき、いんげんの順に加えて炒める。
  • 3全体に火が通ったらぽん酢を回し入れ、1~2分炒め続ける。
  • 4汁気が少し残っている状態で火を止め、器に盛る。

栄養ポイント

・ひじきにはカルシウムや鉄分など体の機能を整えるミネラルがたっぷり含まれています。
・きのこ類に多く含まれるβ-グルカンは免疫力UPに役立ちます。
・ぽん酢の酸味成分の一つであるクエン酸はエネルギー代謝に役立ち、疲れにくい体作りをサポートします。

使い方が難しいと思われがちなひじきにはカラダに嬉しい栄養素がたっぷり含まれています。
簡単レシピでひじきを毎日の食事に取り入れてみませんか。
粗熱をとって冷蔵保存で3〜4日は十分おいしく食べられますので、少し多めに作って常備菜にしておくのもオススメですよ。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る